SSブログ

日と米 [本]

日と米―日本史原論

日と米―日本史原論

  • 作者: 爆笑問題
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 単行本

おもしろかったです。
ペリー来航から、日米野球、戦争、安保条約、バブル景気と結構真面目な内容なのですが、
漫才調で進むため、とっつきやすいと思います。
ただ、私にはちょ~っと読みにくかったです^^;
やはり漫才は聞いたり見たりするもので、読むものではないな~と思ったり…。
漫才でやるならCDとかDVDの方がいいような気もしますが、そうするとただ聞き流されて終わりそうな感じもするんですよね。
その点やっぱり文章の方が心に響くかな…と。
でも、それならやっぱり普通の文章がいいかな~。う~ん・・・。

あと、各章の終りに、その内容に関連した書籍の紹介がされてまして、その紹介文がまた、興味をそそるんですよ~。
あれも欲しい、これも欲しい。でも全部買ったら…買えない^^;



プロローグより
太田「そのうち、未来の教科書には、"ワシントンと桜の木"じゃなくて、"ブッシュと核のボタン"って話が載ってたりしてな」
田中「怖いよ! ブッシュ何したんだよ!」
太田「廃墟と化した世界で、ブッシュが堂々と謝ってね・・・(以下略)

こわい。
面白いけど、ありそうでこわいですね~。


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

きょうも猫日和 [本]


きょうも猫日和―猫のいる歳時記 (幻冬舎文庫)

文 加藤由子  /  絵 大高郁子

前書きより抜粋
 そこで、地球は猫を中心に回っているのではないことを証明するため、試しに一年だけ、猫を中心に地球を回してみました。「ほらね、回らないでしょ?」と言いたかったのですが、なんと、回ってしまいました。それが、この本です。

…と、言う訳で、世界は猫を中心に回っていることが証明されたわけです^^
この本は一日に一つずつ、記念日のある日はそれにちなんだ猫についての話が書かれてます。
それにしても、記念日ってカレンダーに載ってるものの他にも色々あるんですね~。
ちなみに今日は、『緑のおばさんが登場した日』だそうです。
御存じでした?
私はもちろん、知りませんでしたとも(えっへん)
そして今日の内容は…やっぱり室内飼いが猫の為よねってお話し。
一冊読み終わると、猫の雑学にも強くなる・・・かも!


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

猫だって笑う [本]


猫だって笑う―100倍可愛くなる猫の教科書 (小学館文庫 Y い- 15-1)

岩崎るりは・文/古瀬惠一・写真

『写真集と言ってもいいほど沢山の写真が載っている』
と言うのをAmazonのレビューで見まして、思わず買ってしまいました。
確かに写真は多いですが、人間の写真(著者本人)はいらない^^
猫が人間にとって、いかにいいパートナーかと言うことを語るページにあったのですが…人間はいらない(笑)

内容については、その時代その時代に好まれた猫の種類とその理由…と言うか背景について書かれた、『猫のファッション史』とか、
人間にも通じるところがある、猫の性別による性格や知能の違い、毛色や模様からわかる猫の性格。
更には写真撮影講座から病気チェックリスト、季節別の健康管理方法まで。
薄くて小さい本の割には色々な情報が詰め込まれていて、とても面白く、またためにもなりました。

ただ、
猫が人間と同じように笑い声を立てたり、涙を流して泣くと言うのは…^^;
笑い声のように聞こえても、本当に笑ってるとは限りませんし、
涙を流すのは、目の病気か何かじゃないかと思ってしまいますが。
う~ん…。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

シャーロック・ホームズ大人の楽しみ方―100回読んでもまだ面白い [本]


シャーロック・ホームズ大人の楽しみ方―100回読んでもまだ面白い

作者: 諸兄 邦香

実は・・・この本読んでません^^ゞ
買うことは買ったんですけど、目次を見ただけで読む気が失せ、そのまま人にやってしまいましたので。

本のタイトル、シャーロック・ホームズ入門とか、初心者のためのシャーロック・ホームズにすべきだったんじゃないかと思います。
ファンならほぼ常識の事ばかりで、ページを開く気力さえ湧きませんでした。
シャーロッキアンでなくても、読んだことがある人ならこのくらいは知ってるんじゃないかと・・・。
まあ、ホームズさんの報酬が現在の日本円で言うといくらになるのか…という内容にはちょっと興味はあったんですけどね


nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

シャーロック・ホームズと賢者の石 [本]


シャーロック・ホームズと賢者の石

作者:五十嵐 貴久

ホームズさんのパスティーシュです。

ホームズさんのパシュティーシュは当たり外れが(と言うか、私の好みに合うのと合わないのの差が…)大きいのですが、これはまあ、まずまずと言った感じです。
ただ、最初の物語はちょっと…怖いと言うと少し違う気がしますが、簡単に言うと、『私の好みにあわねぇ』と言うか…^^;
本文を読む前にパラ見したとき、とある挿絵(挿絵画家さんが女の方の所為か、線がちょっと柔らかすぎる気が…)で、銃を構えてるのが"あの方"に、撃たれたのが"あの人"に見えて、ギクッとしました。
~まさかそんな事がある訳ないよねぇ~なんて…思ったんですけど…ねぇ。

その後の三篇はどれも面白く、そろって最後に思わぬ人が登場人物にいたことがわかり、
びっくりしたり、嬉しかったり^^
日本が舞台になってる話も一篇あり、思わず読みながらにやけてしまいました♪
(あの事件の犯人が日本人だったのは驚きでしたが)

最後に日暮 雅通氏の、『ホームズ・パロディ/パスティーシュの華麗なる世界』も収録されており、
一冊で二度も三度もおいしいホームズ本です。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

2階でブタは飼うな!〈日本と世界のおかしな法律〉 [本]

2階でブタは飼うな!〈日本と世界のおかしな法律〉 (講談社文庫)著者:のり・たまみ

読んで思ったのですが、学校で多少でも生活に密着した法律を教えておくべきではないでしょうか?
多分多数の方が知らずに法律違反を犯してますよ^^;
『・・・太ももその他をみだりに露出する事を禁ず』
ミニスカートはいたら有罪だそうです(笑)
日本だけでも面白いものが多いのに、文化や習慣の違う他国となったらそれはもう、「なんじゃ、こりゃ」の連続です。

でも、
いちばん興味深いのは、著者のりさんのこれまでですね。
ほんとにそんな人生を送られてきたのでしょうか…。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

江戸の二十四時間 [本]


江戸の二十四時間 (河出文庫)
作者: 林 美一

歴史上の人物の、ある二十四時間に焦点を当てて紹介されている本です。
ほぼ知らない人物ばかりなのですが、歴史に詳しい人なら、きっとご存知なのではないでしょうか。
そればかりではなく、江戸時代の背景などにも言及されてて、いろいろ興味深いです。
(大家さんがいかに大変かとか、岡っ引きは実はただ働きだったとか、江戸時代は不定時法だったとか…)
これ読んでると、テレビの時代劇がいかに嘘だらけかがよくわかりますね^^
まあ、時代劇は主役を少しでも格好良く見せるため、あえて嘘を描いてるところもあるんでしょうけれど。

ちなみに…実は私、これをもっと広い範囲で見たものだと思って買ったんですよ。
町人の朝はこんな風に始まるとか、武士の一日はこんな感じとか、同じ武士でも大名はこんなだとか、
もっと資料っぽいものを想像してたんです。
予想と違ったのは残念ですが、これはこれで面白かったです。
でも、やっぱり本を買うなら、本屋さんで立ち読みして中身を確認してから買うのが間違いがなくていいな~、なんて思ってしまいました^^;
うん、立ち読み禁止はやめてほしいわ(笑)


nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

落語百選 "春" [本]


落語百選―春 (ちくま文庫)

麻生芳伸 編

落語百選中、『春』をテーマにした25編です。
面白かったです(それしかないのか^^;)
それにしても読んでると思うのですが、噺を頭に入れたその上に
一人で何役もやるんですから、噺家さんてすごいですね。
あと、普通に聞いてるとただ面白いだけですが、本には各噺の後に小さめの文字で数行の解説がありまして、それを読むと落語と言うのもただ面白いだけではないと言うことがわかり、更に奥深い楽しさが味わえました。

ただ、問題は、読み終わった後落語の世界からなかなか抜け出すことができず、
考え事をしててふと気がつくと頭の中は落語調で、熊さんは出てくる、八っぁんは出てくる、御隠居さんは出張ってくる、挙句の果てには最初の考え事はどこへやら。一生懸命オチを考えてたりして^^ゞ
そんなアホな展開になるのは、私くらいのものでしょうか?


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

世界の日本人ジョーク集 [本]


世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

作者: 早坂 隆

ひとことで言うと、面白かったです^^
世界で日本が、日本人が、どんな風に思われてるかよくわかります。
今や日本人のイメージって、めがねに出っ歯にカメラじゃないんですね。

収録されてるジョークも色々な時代のものがあり、それぞれにジョークが作られた時代の背景や、時に筆者の経験談も盛り込まれ、さながらお笑い近代史のようです。
「ああ、こんな時代もあったねぇ」なんて、読みながら思いました^^

ちなみに、ジョークのみなら『エスニック・ジョーク』で検索すると、結構出てくるらしいです。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

人間嫌いな人は読まない方がいいです。 [本]

Dear,こげんた―この子猫を知っていますか?

Dear,こげんた―この子猫を知っていますか?

  • 作者: mimi
  • 出版社/メーカー: ハート出版
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本


こげんたちゃん。
サイトに行った事はあるのですが、本まで出ているとは知りませんでした。

以前知り合いに薦められてどういうサイトかも知らずに行って、えらい衝撃を受けたことがあります。
正直本は読んでないので的確な紹介はできないのですが、できたらなるべく多くの人に読んで欲しいです。
ただ、猫好きで人間嫌いだと自覚のある人は止めた方がいいです。衝撃が大きすぎるので。

それにしても、人間てどこまでも残酷になれるんですね。
でも人間の残酷さって、このこげんたちゃんを殺した犯人に限った事ではありません。
普通に動物を可愛がってる自分達の中にも同じ残酷さはありますし、
また、残酷だと意識しないままそれを行ってたりしますよね。
例えば貝のお味噌汁。例えばカニ料理。例えば鯛の活き造り。
こげんたちゃんショックから立ち直れたのは、実はこう言う生活に密着した残酷さだったのが
なんと言うか・・^^


nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ: